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喜多流能楽師。
全国津々浦々、謡蹟を訪ねて写真を撮っております。

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投入堂

鳥取県の「三徳山・三佛寺投入堂」にお弟子様方と行って参りました。


投入堂は、三徳山の切り立った岩肌に建っていて、役行者が法力でそこに投げ入れて出き
たといわれる神秘的なお堂です。

標高差200メートル、参拝登山事務所から約660メートルを約一時間半から二時間で往復します。


投入堂への険しい登りは体力が必要なので、元気な内に一度は見ておきたいと思っていました。今回同士を集めて念願が叶いました。

米子空港からレンタカーで三朝温泉のホテルに向かい、いったん荷物を預けてから、天候が気になったので入山許可の問い合わせをして登ってきました。

ではその模様を写真でご紹介します。

 
車を三佛寺の駐車場に置き三佛寺の受付でまず参拝料を支払うと、長い階段が続きます。

三佛寺入り口

 



まだ残雪のある三佛寺本堂の裏に投入堂入山受付所があります。

残雪のある三佛寺

 

入山には両手の自由が利くこと、靴は裏がビブラムか、または登山靴、それ以外は

強制的に草鞋を履かされます。運動靴の佐藤さんは草鞋姿となりました。

強制草鞋

 

入山には「六根清浄」と書かれた白い襷をします。

本堂裏にて

 

小雨模様でしたが運良く許可が下りたので、いざ投入堂に!

上 いざ出発

 

赤い山門をくぐり、橋を渡るといきなり急斜面の登りになります。

お堂が見えてその隣に「役行者石仏」がありますが、意味深な笑顔がこれからの難路を暗示しているようです。

役行者石仏

 

石仏を過ぎると、すぐに「カズラ坂」と呼ばれる急斜面になります。

上 かずら坂1

 

トップの私(左)は登るルートを見つけるのに苦心しました。

上 かずら坂2

 

小雨で木や岩が滑りやすくなっていました。

きつい登り1

 

軍手は必需品です。

きつい登り2

 

文殊堂手前のカズラ坂の最後の急斜面です。

上 クサリ坂手前

 

文殊堂に書かれたクサリ坂の注意事項。

クサリ坂案内

 

クサリは重く、昔はゴツゴツしていた岩肌は大勢の入山者によって摩耗し、今は非常に滑りやすくなっています。

文殊堂クサリ坂

 

クサリは意外と腕力がいるので、女性には岩の左側を迂回してもらいました。

上 文殊堂クサリ坂1

上 文殊堂クサリ坂2

 

迂回した先に「滑落現場」の札が置いてあり、恐怖心がこみ上げてきます。

滑落現場

 

全員、ここは避けて岩の上から通過しました。

上 滑落現場

 

しんがりを勤める上田廣幸さんです。

文殊堂を越えると

 

左右が谷底になっている危険な馬の背も通ります。

馬の背

 

馬の背の次は、牛の背です。ここも雨に濡れて滑りやすく注意が必要でした。

雨に濡れて滑る牛の背

 

納経堂にて一休みして記念撮影。

納経堂前にて

 

観音堂まで来ると、もう少しです。景色はまったく見えない状況でした。

観音堂より

 

観音堂にて

観音堂にて明生

 

この看板を過ぎて右に廻ると「うわ、感激!」と思わず叫んでしまいました。

不動堂を越えるとこの看板

 

この景色が目に飛び込んで来ます。投入堂です。

感激の投入堂

 

悪天候の中、同行者も感激してくれました。

雨の同行者

 

土門拳のようにはいきませんが、一眼レフを取り出してシャッターを押しまくり。

感激の投入堂

投入堂4

 

望遠で

お堂近影

 

これが最後と、思いを込めて撮影。

明生の投入堂

 

同行の上田廣幸さんはiPhoneで撮影、これがまた綺麗に撮れます。

上 投入堂明生撮影

 

雨に強いペンタックスにすればよかったと後悔しました。

びしょ濡れで撮影

 

iPhoneにて

上 投入堂全員

 

急斜面が判るようにと・・・。

急勾配での撮影

 

草鞋は全然滑らなく履き心地もよいと佐藤さん。

わらじは強い

 

滑らないように気をつけながら下山。

馬の背を下る

 

鐘楼堂近辺は降りるのが一苦労でした。

鐘楼堂に降りてくる

 

雨が強くなって、カズラ坂は余計に滑るようになり、全員気を引き締めて降りました。

カズラ坂下り

 

4時無事下山しました。

無事帰還

 

無事生還もこの襷のお陰です。

山門にて

 

今回の企画にご協力して下さった、横山さん、市来さん、佐藤さん、上田さんです。(左から)

山門にて同行者

 

入山受付所で草鞋と襷をお返しします。

襷と草鞋2

 

 お寺の方から古今の入山のいろいろな出来事を教えていただきました。

入峯修業受付所にて

 

 

 
山陰・山陽